ヘッドハンター

キャスト

黒澤和樹(江口洋介)「SAGASU」
赤城響子(小池栄子)「ブリッジ」
灰谷哲也(杉本哲太)「SAGASU」
眞城昭(平山浩行)情報屋
舘林美憂(徳永えり)「SAGASU」
及川百合(山賀琴子)喫茶店
武井恭平(岡田龍太郎)

スタッフ

監督:星護
脚本:林宏司

第1話:2018年4月16日:57m

大手家電メーカー・マルヨシ社長・横河龍一(長谷川初範)はマスコミに構造改革を発表し、五十嵐文雄(高橋克実)に谷口孝雄(北村有起哉)は消極的な経営方針にうんざりと告げ、転職斡旋会社最大手「ブリッジ」・赤城響子(小池栄子)はテレビで説明し、谷口は転職の誘いを受けた「SAGASU」代表のヘッドハンター・黒澤和樹(江口洋介)会い、黒澤は音響機器エンジニアの谷口に転職を持ち掛けたが谷口は3度断っていた。
社員3名の「SAGASU」で舘林美憂(徳永えり)は灰谷哲也(杉本哲太)に謎の多い社長・黒澤の経歴を尋ね、難攻不落の転職案件ばかりを扱う会社と告げ、灰谷と美憂はあるパーティーで横河と赤城に出くわし、赤城は横河からスカウトの仕事を受けし、谷口は帰宅し妻と会い、黒澤は店で及川百合(山賀琴子)にゲン担ぎで同じ物を食べると告げた。
黒澤は灰谷と美憂に競合の有る新しい依頼のリストアップを命じ、赤城はチームのメンバーにリストアップを命じた、黒澤と灰谷は谷口に候補者探しの方法を教え家電ベンチャー「ペガサス」が転職先の部長職でやりがい重視と告げ、上司に相談すると言う谷口に会社に知れたら話しは壊れると警告した。
谷口は五十嵐と呑むと転職しろと言われ、黒澤は眞城昭(平山浩行)と情報を取引し、黒澤は赤城から今回も競合と言われ、谷口は保有する特許を会社が維持しない連絡を受け、五十嵐が100件の特許が評価されずリストラ対象と聞き、上から技術は古いと言われた。
黒澤は谷口に決断出来ないと責め、家族や先輩への想いだと言われ「何が大切かを問い」、谷口は妻・葉子(遊井亮子)から反対され、五十嵐から起業を持ち掛けられ根回し中と聞き、黒澤は谷口から理由と聞き変化から逃げていると告げ、谷口は五十嵐に転職を告げた。
谷口は「ペガサス」で面接を受け誘われ、横河は食品会社社長・玉沢に再建を委任し新聞で報じられ、谷口は五十嵐の退職を知り転職を決め、美憂は黒澤が「ペガサス」からの子会社への五十嵐引き抜きを谷口に隠していたと告げ、灰谷は黒澤は悪魔だと告げた


監督:星護
脚本:林宏司

第2話:2018年4月23日:45m

大手企業・大急グループに吸収合併された「五陽テック」の元社員だが役員候補・郷原泰三(高嶋政伸)は親友・柳井君秋(正名僕蔵)に五陽テックのDNAは摘み取られたとこぼし、柳井は黒澤和樹(江口洋介)から転職を持ち込まれていてその会話を大急の若手社員が聞いていた。
郷原は家で妻・貴子(小橋めぐみ)と息子と過ごし、出社し黒澤の名を聞き、舘林美憂(徳永えり)は灰谷哲也(杉本哲太)と情報屋・眞城昭(平山浩行)と柳井の情報を話し、赤城響子(小池栄子)は郷原から黒澤の情報を求められた。
黒澤と灰谷は柳井に「アナックス」への転職を求め雇用条件を提示し、郷原は上司・吉本専務(渡辺憲吉)に報告し柳井に問い黒澤は不審人物だと告げ、黒澤は郷原に呼び出され話しは潰すと言われた。
黒澤と柳井は郷原があらゆる手立てで阻止すると考え、柳井は郷原に「アナックス」への転職を告げ、翌日に退職願を出すと入社時の「競業避止義務違反」だと言われた。
黒澤は「アナックス」に裁判沙汰は困ると言われ、郷原に裁判すると管理能力不足になると告げ何が大切かを問い、黒澤は眞城から大急と「プラスワン」との関係を知り、赤城に会い「情報を流した郷原と徹底的に裁判する」と告げた。
赤城は大急と共同開発先「プラスワン」に情報を流し、黒澤と柳井は書類を交わし、郷原は吉本専務から柳井は好きにさせろと言われた、赤城は「プラスワン」に大急が人事で裁判沙汰があると告げていた、郷原は柳井から「アナックス」ではなく非上場の会社に行くと聞いた。
黒澤は赤城に情報を流し、「アナックス」の了解を取り一度関連会社に転職させ、1年後に「アナックス」へ転職させる予定だった。


監督:星護
脚本:林宏司

第3話:2018年4月30日:45m

総合商社「三網物産」社員・熊谷瑤子(若村麻由美)はテレビの取材に部下・江上唯(菜葉菜)と出演し、黒澤和樹(江口洋介)は瑤子に転職話を持ち掛け「従業員3万人規模の企業で女性初の役員」と話し、黒澤のライバル・赤城響子(小池栄子)も瑤子を誘い、灰谷哲也(杉本哲太)と舘林美憂(徳永えり)は今回は難しいと話し、赤城は差出人不明の瑤子の私生活に関する暴露メールを受けた。
黒澤は瑤子に丸一地所の条件を提示し、江上に会わされ年俸が不足と言われた、赤城は情報屋・眞城昭(平山浩行)に瑤子のスキャンダルを問い合わせ、黒澤は江上に会い、灰谷と美憂は差出人不明メールを話した。
黒澤は眞城に赤城のクライアントの調査を頼み、赤城と黒澤はそれぞれ瑤子に会い競い、瑤子は赤城のクライアントの女性役員が飾りだと黒澤から聞き真実と知り、赤城は瑤子から女性役員の退職と黒澤からの情報と聞いた。
黒澤は丸一地所に年俸アップを交渉し、赤城は別のクライアントを探し帝東ホールディングを紹介し、赤城は差出人不明のメールを受け、黒澤は瑤子に「2つを比較している振りをするが転職に自信がない」と告げ、赤城は眞城から瑤子と三網物産元幹部との不倫を聞いた。
瑤子は江上と仕事し、赤城にスキャンダルを事実と認めて断られ、黒澤は赤城から瑤子の破談を聞き、瑤子にスカウトをキャンセルし三網物産でのアイデアは自分自身でなく部下・江上で、話しを聞き出し候補にして丸一地所と江上双方を説得したと告げた。
差出人不明メールは瑤子が書き転職を避け、噂が広がり左遷になり、スキャンダルも自身が流した、黒澤は瑤子に幹部の才能があり赤城の最初の転職を潰し、江上に昔の自分を見て厳しく接したと告げた。


監督:星護
脚本:林宏司

第4話:2018年5月07日:45m

老舗旅館「松葉楼」大旦那・松原善三(伊武雅刀)が倒れ女将・松原瑞江(立石涼子)が救急車を呼んだ、3週後に黒澤和樹(江口洋介)と灰谷哲也(杉本哲太)と舘林美憂(徳永えり)は温泉地「松葉楼」に来て息子らと絶縁状態で、後継者を探しを依頼された。
黒澤は最初に旅館の経営状況を問うた、長男・松原洋一(松川貴弘)は鉄鋼会社で海外勤務で次男・松原伸二(浜田学)は商社の海外勤務で三男・松原三郎(金井勇太)は会社勤務で東京在住だった、黒澤は善三に本心を問うた。
東京で灰谷と舘林は候補者を探し、赤城響子(小池栄子)はホテルオーナーにサービスと経営を引き受ける事業を紹介し、黒澤は地域の旅館事情の調査をした。
眞城昭(平山浩行)は候補者を灰谷に紹介し、黒澤は1週間出かけると告げ、眞城は赤城に黒澤の調査報告を頼まれたが提出しなかった。
灰谷と舘林は善三と瑞江と候補者との面談を始め、候補者がプレゼンした、善三は決めず断り、赤城が後継者探しを聞き来て参入すると告げた、黒澤は海外で息子らに会った。
灰谷と舘林は全員断られた理由が判らず、黒澤は及川百合(山賀琴子)から誓うメニューを勧められ、赤城と岡田龍太郎(武井恭平)は善三らにオーナーシステムを勧めた、灰谷と舘林は松葉楼に行き、黒澤は三郎に会い善三との絶縁状態の理由を尋ねかっての事業拡張方針を問うた。
赤城らはテーマパーク案を出し、黒澤は三郎から「4代目の善三が山っ気が強く老舗旅館を滅茶苦茶にして兄らが借金返済に駆け回った」と聞き「善三が土地を手放す」と告げ、灰谷は「善三は赤城らのプランに乗り気だ」と知り、黒澤は善三に「事業は楽しいが家族が迷惑した、時代が変わり今度は失敗するから、次の世代に渡せ」と告げた。
後継者選び当日に、黒澤と灰谷は松葉楼の顧問弁護士と、三郎と洋一と伸二を連れ来て、顧問弁護士が臨時株主会を開き、三郎は取締役・善三の解任案を出し息子と瑞江が賛成し、新任・三郎が就任して経営者として善三とは別の考えで旅館を行うことになった。


監督:小林義則
脚本:林宏司

第5話:2018年5月14日:45m

北東鉄鋼社員・西郷守男(板尾創路)は妻・早苗(山下容莉枝)と父を介護した、黒澤和樹(江口洋介)は西郷に転職を待遇は部長職で年俸200万円アップの厚遇で求め、灰谷哲也(杉本哲太)に舘林美憂(徳永えり)は厚遇で簡単案件と告げ、西郷はひとつの会社を勤めることに美徳を感じヘッドハンターを嫌い断った。
黒澤はバーで飲み赤城響子(小池栄子)から西郷は落ちないと言われ、早苗が介護疲れで倒れ、看護師から疲労困憊だと聞き介護施設入居を考え、西郷は灰谷から新見鉄材と詳細を聞き、黒澤は北東鉄鋼社長・王子山(団時朗)体制の反対派で好都合だと告げ、西郷は全て調べていると聞き断った。
西郷は赤城と会い、黒澤は及川百合(山賀琴子)の店で食べ考え込み、赤城は転職先を探し始め、黒澤は西郷に調査結果を見せ、眞城昭(平山浩行)は舘林に北東鉄鋼の粉飾決算の疑いの噂を告げ、黒澤は西郷に会社が大事か問い思いを聞き、家族の苦労を告げた。
王子山と社員らと捨て駒を話し、西郷は夜に会社で調べ、北東鉄鋼の粉飾決算が摘発され、灰谷と舘林は社員へのヘッドハントで接近し、西郷は退社してファミレスで休憩する早苗を見た、西郷は黒澤から責任を追わされ利用された父を聞き、北東鉄鋼の粉飾決算後の清算事業に残り、黒澤に粉飾決算は噂に聞いたと告げた。
黒澤は赤城から西郷が後輩たちの再就職に手を回していたと聞き、王子山は逮捕され、黒澤は西郷に転職先の病院事務長を紹介し父の入居も可能だと告げ、西郷は最後に退職しファミレスで早苗に転職を告げた。
眞城は灰谷に探していたのは及川だと告げた。


監督:星護
脚本:林宏司

第6話:2018年5月21日:45m

タマル精機人事部・芥川紘一(宅間孝行)は転職を社員・磯貝(福本伸一)に告げた、元上司・川端敏夫(春海四方)が会いに来て倒れて意識不明になり、病院で妻・川端妙子(弘中麻紀)から夫が悪質なヘッドハンターに騙されたと相談され、赤城響子(小池栄子)は芥川と妙子から話しを受けて、黒澤和樹(江口洋介)に協力を要請した。
黒澤と灰谷哲也(杉本哲太)と舘林美憂(徳永えり)と情報屋・眞城昭(平山浩行)はタマル精機を調べ、黒澤は芥川に会い近年はリストラを担当すると話し、赤城は川端の転職先でタマル精機からの人員が内部騒動で全員解雇されていて、転職にダブルウィナー社ヘッドハンター・島崎剛(野間口徹)が絡むと調べた。
灰谷と舘林は島崎の手口を調べ悪徳と考え、黒澤は芥川とリストラとヘッドハンターの相違点を話し、芥川は会社で次のリストラリストを受け取った。
黒澤と赤城は島崎に会い、タマル精機へのヘッドハントを問うが認めず、内部騒動を知っていた筈と証拠を提示し厚労省へ連絡すると告げたが、確かな証拠を求められた、眞城は川端が持っていたペーパーナイフの理由を調べ、黒澤と赤城はバーで話し、灰谷は芥川と川端との関係と今後を考えた。
黒澤は事務所に芥川を呼び川端が回復していると聞き、芥川は島崎と手を組んでいたと問い、「川端のペーパーナイフは島崎が贈り同じ物を芥川が持ち、川端が芥川を問い詰めようとしていた」と告げた、芥川は求めてがリストラは会社では当然だと告げた。
黒澤と赤城は島崎に芥川が認めたと告げ、芥川は転職候補先で断られ黒澤から人事担当者から肩書きは不要だと聞いたと知り、灰谷と舘林は黒澤は川端をヘッドハントしたと知った。


監督:土方政人
脚本:林宏司

第7話:2018年5月28日:45m

ゴッドハンドと呼ばれる大洋病院の外科医・磯田清十郎(平田満)は黒澤和樹(江口洋介)からヘッドハントで地方都市の大病院に誘われ、灰谷哲也(杉本哲太)は舘林美憂(徳永えり)と眞城昭(平山浩行)に状況とバックの議員・藤堂誠一(堀部圭亮)を告げ、磯田は愛弟子・高坂次郎(丸山智己)からパワハラで訴えられ、黒澤の真意を疑った。
灰谷は赤城響子(小池栄子)と会い休暇を取った、黒澤は磯田から断られ、赤城は高坂をヘッドハントしようとし、黒澤は高坂に会いパワハラを問い、灰谷は墓で及川百合(山賀琴子)に会った。
赤城はパワハラの事情を調べ、舘林は磯田の評判を聞き込み誰もパワハラを否定し、眞城は高坂は野心家で敵が多く人気は無いと知り、パワハラ騒動以降は磯田の患者は高坂に廻されていた
赤城は高坂に条件を提示し、高坂は完璧主義者の磯田にわずかなミスで皆の前で殴られたと告げ、灰谷は赤城に黒澤を憎む理由を話した。
磯田は進行性癌の牧野千春の手術を始めるが倒れ、高坂は赤城に様子を訪ね、黒澤は磯田に「頸椎ヘルニアに罹り左手に力が掛からず補助が必要で、高坂は一人で手術を行うと告げ、手術後に磯田は高坂を殴り、高坂は病院を離れ難しい患者を廻してもらった」と聞き出した。
磯田と高坂はヘッドハントを断り、灰谷は百合に黒澤が父・及川を自殺に追い込んだと告げ、黒澤は手術を止めた磯田に病人のケアと後進の指導を頼み再度ヘッドハントして最初からの狙いだったと告げた。


監督:小林義則
脚本:林宏司

最終話(第8話):2018年6月4日:44m

白州市の国有地がインサック社に不正に払下げされた問題が起きて、関連文書が破棄され払下げを認可した議員・藤堂誠一(堀部圭亮)に不正献金の疑いが有り、白州病院等の計画は口実と疑われた、マスコミと野党は交渉記録文書を探した。
かってインサック社で藤堂の下に黒澤和樹(江口洋介)がいて心酔してと、灰谷哲也(杉本哲太)と眞城昭(平山浩行)は赤城響子(小池栄子)に告げた、黒澤は藤堂とホテル一室で会い仕事を依頼された。
黒澤は財務局職員・川瀬次雄(山本耕史)にヘッドハントを持ち掛けた、川瀬は帰宅し妻に会い、灰谷と赤城と眞城は黒澤にノンキャリアのヘッドハントと藤堂との係わりを問い反対し、黒澤は舘林美憂(徳永えり)に事務所を畳むと告げた。
灰谷と赤城は川瀬に黒澤と藤堂との係わりを知らせ、黒澤は川瀬に権力との闘い方を問い、灰谷は黒澤から退職金を渡され、眞城は藤堂に黒澤の動きを知らせた、黒澤と川瀬はマスコミに見つかり逃げた、灰谷と赤城はスタッフと動き、川瀬は課長に不審を持ち黒澤に会いインサック社の企みと日系シンクタンクへの転職話を聞いた。
川瀬は退職届を出し、藤堂は川瀬に上に口出しするなと告げ、黒澤は藤堂と対立し失脚すると告げ「インサック社幹部をヘッドハントして、藤堂への賄賂を聞いた」と買収して聞き出した証拠があると告げた。
川瀬はマスコミに国有地払下げの証拠を見せて真相を話した、黒澤は灰谷と舘林と赤城と眞城に賄賂の証拠となるホテルの3人をヘッドハントさせて、藤堂の人を信用しない性格を逆用して証拠に見せかけた。
黒澤は及川百合(山賀琴子)に身分を明かし墓に参った。


監督:星護
脚本:林宏司

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