独眼竜政宗5

スタッフ

脚本:ジェームス三木
原作:山岡荘八『伊達政宗』

第37回:1987年9月13日:幻の百万石

慶長5年9月15日に関ヶ原で戦が起き、徳川家康(津川雅彦)率いる東軍が石田三成(奥田瑛二)率いる西軍を打ち破った。
伊達政宗(渡辺謙)は東軍勝利を知る前に、上杉との和睦を破り留守政景(長塚京三)の軍勢を最上の援軍に送り、伊達成実(三浦友和)と政宗は家康の指示を破り西軍勝利の時に備えて上杉への進軍を行い、片倉小十郎(西郷輝彦)は南部に謀反を起こさせた。
淀君(樋口可南子)は大野治長(榎木孝明)から西軍の大敗を聞き、政宗は上杉を攻め、国分盛重(イッセー尾形)に加勢を命じると盛重は逐電した、9月30日に政宗は関ヶ原での東軍勝利を知った。
京で愛姫(桜田淳子)は北政所(八千草薫)に礼を述べ、三成は捕らえられ処刑された、政宗は成実と小十郎と家康からの領地の約束を話し、南部の謀反を隠す事を考えたが政宗は不要とし、最上義光(原田芳雄)が来て隠居すると告げたが政宗と言い争った。
愛姫らは伊達屋敷に戻り、猫御前(秋吉久美子)の子に権八郎の名が決まり、大内定綱(寺田農)は政宗は家康に伊達秀宗(福原学)の大名への取立を願うと告げ、政宗は陣を引き居城の移動を相談し新城を考えた。
家康は今井宗薫(谷啓)と政宗の真意を話し、慶長6年に政宗は千代に乗り込み築城の準備を行い、京で愛姫は定綱から伊達の恩賞は僅かの噂を聞き、政宗は家康から詰問状が届き南部謀反の証人の上洛を求められ、小十郎と白石宗直(加藤善博)は謀反首謀者・和賀忠親(山本紀彦)に会い忠親は自害した。
家康は認めず策に溺れたと告げ、政宗は成実と小十郎からしくじったと言われた。


演出:諏訪部章夫

第38回:1987年9月20日:仙台築城

慶長6年10月に伊達政宗(渡辺謙)は上洛し伏見で徳川家康(津川雅彦)と今井宗薫(谷啓)と柳生宗矩(石橋蓮司)に会い、山城築城を問われ隠し事をするなと言われ、家康は江戸で天下を治めると告げ、妻子と留まれと命じられた。
伊達屋敷で政宗は愛姫(桜田淳子)と五郎八姫(塙紀子)と虎菊丸(小林正幸)に会い、政宗は猫御前(秋吉久美子)と伊達秀宗(福原学)と権八郎と山家公頼(中西良太)に会い、政宗は茂庭綱元(村田雄浩)の屋敷に行き香の前(高師美雪)に会い家康から禁足を受けているので万一の為にと香の前と子に国に戻れと告げた。
慶長7年正月に政宗は家康に無断で大坂に行き淀君(樋口可南子)と豊臣秀頼(石井保)と大野治長(榎木孝明)に会い、伏見城で政宗は宗矩に咎められ家康に挨拶し我慢較べだと言われた。
政宗と伊達成実(三浦友和)と片倉小十郎(西郷輝彦)は大内定綱(寺田農)から「諸侯は次第に秀頼から離れている」と聞き、仙台築城を急がせ、家康は江戸城周辺に大名屋敷を作り始めた。
政宗は秀宗を江戸行きを告げ猫御前は権八郎を連れ江戸に行き、政宗は家康と宗薫に帰国を求め、10月に政宗は家康について江戸に行き秀忠に謁見した、江戸・伊達屋敷で政宗と成実と小十郎は江戸の幕府を話し、白石城に小十郎を角田城に成実を入れ備えさせた。
家康は征夷大将軍に成り、政宗と定綱は大久保長安(金田龍之介)から五郎八姫と松平忠輝(岡田二三)との婚儀と帰国許可を聞き、慶長8年8月に政宗は千代に乗りこみ仙台に改めた。


演出:木田幸紀

第39回:1987年9月27日:五郎八、嫁ぐ

慶長8年6月に江戸城で最上義光(原田芳雄)は家督相続の悩みを徳川家康(津川雅彦)に訴えると倅・最上義康(畠山久)の切腹を命じられ殺害したが謀反の証拠は見つからなかった。
慶長11年11月に家康の六男・松平忠輝(真田広之)と伊達政宗(渡辺謙)の娘・五郎八姫(沢口靖子)の婚礼に今井宗薫(谷啓)と政宗は伊達家と将軍家が安泰に成ると告げた、慶長12年正月に江戸・伊達屋敷で政宗は愛姫(桜田淳子)に虎菊丸(小林正幸)と将軍家の縁組を告げた。
政宗は片倉小十郎(西郷輝彦)と伊達成実(三浦友和)と大内定綱(寺田農)らと新たな家臣を迎え、留守政景(長塚京三)は病に成り領地に退いた、政宗は定綱から侍女の藁人形での呪うと聞き猫御前(秋吉久美子)は庇うが政宗は家康への呪いと知り諫めた。
政宗は1年毎に江戸と仙台を行き来し鈴木重信(平田満)を総奉行にした、慶長14年に伊達秀宗(辻野幸一)は徳川家重臣・井伊直政の息女・亀姫(長谷川真弓)を妻にした、定綱は病に成り慶長15年に死に喜多が小十郎の領地の白石で病死し虎哉宗乙も死んだ。
慶長15年2月に二大将軍秀忠の側近・土井利勝(遠藤征慈)と水野忠元(角野卓造)が政宗を訪れ将軍への名刀の献上を求めたが政宗は断った、忠輝屋敷で政宗は忠輝と五郎八姫と大久保長安(金田龍之介)から海外での紅毛と南蛮との勢力争いを聞き、忠輝と五郎八姫に宗旨替えを知り謀反の疑いを心配した。
政宗は愛姫に海外を目指す道があると告げた。


演出:吉村芳之

第40回:1987年10月4日:大船造り

慶長16年10月仙台で伊達政宗(渡辺謙)は伊達成実(三浦友和)と茂庭綱元(村田雄浩)と鈴木重信(平田満)と白石宗直(加藤善博)らに宣教師・ソテロ(セ・カルディーニ)を会わせ布教を許した。
越後の領地で松平忠輝(真田広之)は五郎八姫(沢口靖子)と南国への航海を話し、政宗は成実と片倉小十郎(西郷輝彦)に南蛮交易を告げ幕府との対立を心配し、大久保長安(金田龍之介)から見せられた豊臣秀頼と忠輝の連判状を話した。
ソテロが僧に襲われ支倉常長(さとう宗幸)が政宗の命で助け、忠輝は長安から大船建造が許可されないと聞き急がせ、暮れに政宗と愛姫(桜田淳子)は虎菊丸を元服させ伊達忠宗(野村宏伸)とした。
政宗と小十郎は長安に幕府から不審があると告げ、慶長17年に政宗は将軍・徳川秀忠(勝野洋)に大船造りを申し出たが断られ、幕府は新船を作ったが座礁した。
慶長18年に政宗は徳川家康(津川雅彦)に大船造りを申し出て、連判状が発覚したと知り、長安は幽閉され、政宗は成実を忠輝に派遣し幕府の疑念を晴らせと告げ五郎八姫の江戸行きを求めた。
長安が家族ともども捕らわれ陰謀が発覚し、政宗は秀忠に忠輝は無関係と告げ家臣の陰謀の罪を指摘された、五郎八姫は忠輝から離縁状を受け越後に戻った。


演出:吉村芳之

第41回:1987年10月11日:海外雄飛

慶長18年(1613)夏に江戸で愛姫(桜田淳子)を猫御前(秋吉久美子)が訪れ、越後で松平忠輝(真田広之)は帰国した五郎八姫(沢口靖子)と会い、伊達政宗(渡辺謙)は伊達忠宗(野村宏伸)と伊達秀宗(辻野幸一)に大船を語った。
政宗は徳川家康(津川雅彦)と柳生宗矩(石橋蓮司)から江戸での切支丹禁止と殺害を聞き、所払いを望みスペインへの使節派遣を望み使者の忠輝を望み将軍は無関係と言われ、政宗はソテロ(セ・カルディーニ)を仙台に引取り、忠輝は将軍の使者から咎めなしと聞いた。
仙台で政宗は伊達成実(三浦友和)と片倉小十郎(西郷輝彦)と鈴木重信(平田満)らと使節の支倉常長(さとう宗幸)らを任命し180名を乗船させた、江戸で病の最上義光(原田芳雄)が家康に最上家親(堀広道)の家督相続を頼み、家康は家親に政宗の監視を命じ、政宗は常長に南蛮に紅毛打倒軍を日本に派遣を伝えさせ、慶長18年9月に使節団が出発した。
暮れに病の義光は保春院(岩下志麻)に「家康は政宗を信用していない」と告げ死んだ、政宗は義光の遺言を聞き、重信は幕府が全国の切支丹禁止令を出したと告げ、政宗は使節が戻れないと知った。


演出:樋口昌弘

第42回:1987年10月18日:大坂攻め

慶長19年3月に江戸で伊達政宗(渡辺謙)は愛姫(桜田淳子)に愛姫の母を仙台に迎えたと告げ、政宗は片倉小十郎(西郷輝彦)から隠居を望まれ、伊達成実(三浦友和)は小十郎の息子・片倉左門(高嶋政宏)を推挙し、政宗は片倉小十郎重綱(高嶋政宏)と名乗らせた。
4月に政宗は越後に出発し高田城の普請場に行き、成実は伊達秀宗(辻野幸一)と伊達忠宗(野村宏伸)に行動の注意を求めた。
7月に大坂城では淀君(樋口可南子)と豊臣秀頼(山下規介)と大野治長(榎木孝明)は片桐且元(松村達雄)から鐘の刻印への不審の疑いを聞き、且元は和解が出来ず、真田幸村(若林豪)は大坂に入城し且元に反対し、大坂は戦闘態勢に入り、徳川家康も大名に出陣命令を出した。
政宗は仙台で知らせを聞き、出陣途中で白石で小十郎と蔦(音無美紀子)に会い、小十郎は小十郎重綱に馬印を渡し、小十郎は政宗に「家康の勝ちで神妙にせよ」「戦は直ぐに終わり大坂が和睦し、家康が受ける」「翌年にまた戦が起きる」と告げた。
10月江戸で政宗は徳川秀忠に会い大坂に向かい、大坂冬の陣が始まり治長は援軍が無く和睦を求め、天守閣に砲弾が落ちた。


演出:樋口昌弘

第43回:1987年10月25日:ねこ、宇和島へ

淀君(樋口可南子)と豊臣秀頼(山下規介)は徳川家康(津川雅彦)の講和条件を受け入れ、徳川は濠を埋め始め、伊達政宗(渡辺謙)は秀頼と淀君と大野治長(榎木孝明)と真田幸村(若林豪)らに会い外濠か総濠かで言い争った。
年の暮れに政宗は高台院(八千草薫)を訪ね、秀頼が本当の子か問い秀吉の意志だと言われ、二条城で政宗は家康と柳生宗矩(石橋蓮司)から兵を引くと聞き、家康は伊達秀宗(辻野幸一)に伊予・宇和島10万石を与えると告げた。
慶長20年正月江戸で愛姫(桜田淳子)は不服な猫御前(秋吉久美子)に「家康の意向は不明でも政宗が受けたからには従え」「10万石の重さ」「身分で無く定め」と告げた。
猫御前は宇和島行きを望み、秀宗と猫御前は出発し京で政宗ら家臣らに会い家老に山家公頼(中西良太)らを加えた。
大坂城で淀君と秀頼と治長らは家康から城を移れと命じられ淀君は断り、政宗は六男・竹松丸を病で失い、松平忠輝(真田広之)が弔問に来て、片倉小十郎重綱(高嶋政宏)は家康は秀頼の伊勢行きを望んだが大坂方が断り戦さが起きると告げ、政宗は家康が秀頼と千姫を助ける戦さと考えると告げた。
政宗は伊達忠宗(野村宏伸)に江戸留守居役を命じたが、五郎八姫(沢口靖子)から忠輝の出馬を聞いた。


演出:木田幸紀

第44回:1987年11月1日:大坂夏の陣

元和元年(1615)大坂夏の陣が起き、豊臣秀頼(山下規介)と淀君(樋口可南子)は大野治長(榎木孝明)と真田幸村(若林豪)らから野戦しかないと作戦を聞き、秀頼が城を出れば豊臣再興を願う浪人が暴れると聞いた。
道明寺口・伊達本陣で伊達政宗(渡辺謙)と伊達成実(三浦友和)と息子・伊達宗根(水本隆司)と片倉小十郎重綱(高嶋政宏)と陣を張り、決起にはやる松平忠輝(真田広之)を宥め将来を見据えろと告げた。
大坂方・後藤勢を小十郎勢がぶつかり闘い勝ち、治長は刺客を放ち、秀頼は千姫(伊藤麻衣子)に和睦を断り自分は城に残ると告げ、伊達勢は真田勢と激突し次第に追い返した、徳川家康(津川雅彦)は天王寺に陣を進め柳生宗矩(石橋蓮司)と今井宗薫(谷啓)と千姫救出を謀り、政宗ははやる忠輝に戦での生き残りを求めた。
秀頼は千姫を城から出し、大坂城が燃え、千姫は救出され家康に秀頼の命乞いをした、大坂城・籾倉で淀君と秀頼は自害した、政宗と成実は小十郎と宗根に戦後は領地の増加が少なく家康の対応が難しいと告げ、政宗は淀君と秀頼の自害を聞いた。


演出:吉村芳之

第45回:1987年11月8日:ふたりの父

元和元年(1615)二条城で伊達政宗(渡辺謙)は徳川家康(津川雅彦)に淀君と秀頼の自害を詰問し、家康は自分が死ぬと天下は乱れるので天下人でない、幕府を倒して天下を取る大名は政宗以外に無く松平忠輝(真田広之)と兵を起こす噂を告げ、徳川秀忠(勝野洋)に力量なくば天下を譲ると告げ、政宗は秀忠に従うと答えた。
政宗は高台院(八千草薫)に会い謝罪した、伏見伊達屋敷で政宗は伊達成実(三浦友和)と片倉小十郎重綱(高嶋政宏)から夏の陣で来た真田幸村の娘・お梅(瀬岡裕子)に会い、小十郎はお梅を引取り、忠輝が来て家康に不満を持ち幕府討伐を狙うと告げ、政宗は諫めた。
政宗は忠輝を連れ家康に会い、家康は政は秀忠に任せて天下太平を図ると告げ、改元と公家法度制定と一国一城を行うと告げ、忠輝の行動を咎められ反発した、政宗は忠輝を庇い長い目で見て欲しいと告げ、政宗は成実に家康は大名に官位を与える、家康には自分にない徳があり道標を作ったと告げた。
家康と秀忠は今井宗薫(谷啓)に忠輝が朝廷参内の約束を破った理由を問い詰め、政宗は家康と秀忠に会えず柳生宗矩(石橋蓮司)に止められ、政宗は家康から忠輝の勘当と五郎八姫(沢口靖子)の引取りを言われた。
政宗と成実は忠輝を呼び朝廷を軽んじたと咎め謀反を起こせば政宗が征伐すると告げ、親が子を殺すのは双方共が恥辱だと告げ、忠輝は蟄居し、政宗は江戸に行き忠輝の助命を図り愛姫(桜田淳子)と五郎八姫に会い「忠輝との離別」を求めた。


演出:諏訪部章夫

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